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あなたを幸せにする五つの英語学習法 その1
2015年9月28日 西巻尚樹
国際化が叫ばれる中、多くの日本人は、英語で困っています。
そこで、
「あなたを幸せにする5つの英語学習法」
を考えてみました。
皆、当たり前のことばかりです。
当たり前のはずですが、不思議と堅苦しく
感じられると思います。
それは、最近
「簡単に」
とか
「三日で分かる」
とか
「三ヶ月で使えるようなる」
とか
「安直に英語が身に付く」的キャッチコピーが
英語学習で流行っているからです。
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みんなが「英語学習に対して勘違いしている」のでは
と思い、まとめてみました。
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VSOP英文法は、
「英文は、S-V-O-P:ワンパターンだ」
とは、言っています。
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けれども、これが「簡単に身に付く」とは言っていません。
ですから、
VSOP「英文法マスター」コースの講座
長い時間かかるようになっているのです。
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1ユニット(45分)で
必修編:28ユニット
実践編:28ユニット
この時間数は、世間の風潮から考えると「けっこう長い」と
感じられると思います。
けれども、英語の「読む、聞く、話す、書く」のに必要な
文法知識・語彙・発音訓練と考えると、まだまだ、語り
足りていないと感じています。
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あなたを幸せにする五つの英語学習法
1.文作りの規則 : 英文法を身に付ける
2.英音を聞ける : 発音練習をする
3.英音が出せる : 発音練習をする
4.単語を覚える: 日本語よりも語数が多い
5.実際に使ってみる :英会話実践 資格テスト
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その1 英文法について
上記の五つの要素を反復練習し
身に付けていく必要があります。
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これらの全ての要素が、手取り早く身につくのが
英語圏で産まれ育つことです。
英語圏で生まれ育っても、やはり10年くらいはかかります。
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ただし、この場合に一番問題となるのが
「日本語が十分に使えるようにならない」
可能性があります。
将来、英語圏・英語社会で生きていく
と決まっているとよいのですが
日本語社会で生きていくということだと
いろいろと支障をきたす可能性が大きくなります。
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それと、このような素晴らしい英語環境で育つ方は稀なようです。
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次善の策として、
日本で、産まれた時から英語環境で育てる
という方法が考えられます。
ただ、この方法も、英語圏で育つのと同様の問題が
起きる可能性があります。
│
これも最近言われてきていることですが
「[母語]言語習得の臨界期」という考え方で
人間が成長する過程で、
13才位までに母語の習得が終わり
母語のロジックが身に付く
という考え方です。
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語学の天才は別として、
この時期に習得した母語を使って、人間はモノを考えます。
この母語の習得が臨界期までは、日本語の習得に集中した方が
よいと思われます。
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そして、大半の日本人が辿ると思われるのが
「小学校で、少し囓って、中学から本格的に学習し始める」
というパターンです。
大抵の場合は、「学校だけでは足りない」ということで、
塾・予備校・家庭教師など,学校とは別の場所で
補助的 または 強力な指導を受けています。
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このような余分な費用がかけられない場合は、
学校での学習だけに頼ることになります。
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最大の問題は、
今、学校で英文法を徹底して教えていないことです。
「私は、学校できちんと習っている!」
という方もたくさんいるとは思います。
そのように強く言える方は、ご自身が通われた学校が
一般とは離れた位置にあったと考えたほうがよいと思います。
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│
英文法が、英語を使えるようにします。
なぜなら、通常使っている英語表現を
項目別・形式別に分類しているものが「英文法」で
子供の発話でも「英文法」に沿って行われています。
「仮定法」とか「分詞構文」とか「関係代名詞」とか
難しそうな文法用語を使うので、用語自体が子供は
分からないのですが、
英語表現は、これらの文法事項が組み合わさって出来ています。
我々日本人は、ノン・ネイティブ・スピーカー(非-母語者)ですから、
文法事項を知らなければ、意味も分かりませんし、
英文も作れません。
これらの文法事項をレッスン毎に細切れに学習していくことが
いわゆる英語学習になります。
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決まり文句の暗記で、
自由に英文が作れるようになるわけではない
のは、いろいろ英語学習を試したことのある方なら
当然だと感じるはずです。
│
「日常会話」の内容はとても幅広く
文の種類も多く、使っている文法事項も
とても多いからです。
「会話の慣用表現」や
「熟語(イディオム)」を覚えていっても
きりがありません。
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英会話は、日本人が苦手な英作文の連続だ
ということを忘れてはいけません。
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ただ、英文法といったとき
「今の英文法」ではありません。
今の英文法で、あなたは不幸になっているからです。
│
英文法を、VSOPに変えれば、
その日から幸せな気分で英語学習ができるように
なれます。
が、
これは、一朝一夕にはいきません。
なぜなら、
6年間も、今までの英文法で
英語に親しんできているからです。