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「単則典」 初版本 限定50部 発行15年記念
2015年9月11日 西巻尚樹
早いもので、
VSOP: English is Very Simple One Pattern.
を名乗ってから15年経ちました。
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最初にこの考え方を発表したのが、2000年10月1日に出版した
「 西巻式英語簡便法 単則典 」
です。
「単則典:たんそくてん」とは、「簡単な規則の文法典」という意味です。
この本は、「名前」も「表紙」も評判が良くなかったので、
翌2001年1月に、表紙を黄色に換えて
「Simple English 単則典」
と改名しました。
このように簡単に本の名前が変えられたのは
当時は、どこの出版社も取り合ってくれなかったので、
自費で出版したからです。
その時に、発行所の名前を「VSOP英語研究所」としました。
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これら2冊が、「初版の単則典」なのですが、
誤字脱字などの校正ミスが多かったので、
2001年9月に、第2版(V2.0)として
「理屈のいらない新英文法 単則典」
を出しました。
これらの「単則典」は、自費出版ですが「星雲社」発行ですので、
ISBN もきちんと持っており、今は絶版になっていますが、
当時は、通常の書籍として流通していました。
もちろん、国会図書館にも入っています。
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最初は、一人で言い始めた英語の理解法(英文法)ですが、
15年経った今では、この考え方に沿った講座授業が、
放送大学の1単位として認められるところにまで
成長しました。
その間、いろいろな方々から、いろいろなご意見を伺っていますが、
「はじめから、この考え方に従って習っていれば良かった」
とご意見が大半です。
このVSOPというアイデアそのものを否定した方は居ません。
更に、世界標準になるよう、成長し続けます。
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◆ 初版単則典 限定 各50部 販売
今回、VSOP英文法誕生15周年として、
自分の記念にと取っておいた「初版の単則典」を販売します。
「緑表紙」と「黄表紙」と、各々 50部 の限定販売です。
VSOP英文法の発展の経緯をお知りになりたい方
は、是非ご購入してください。
もう在庫がなくなりますので、二度と手に入りません。
※初版ですので、誤字脱字等がありますが、正誤表はありません。
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◆ 購入費用
① 2000年10月発行「 西巻式英語簡便法 単則典 」=「緑表紙」
② 2001年01月発行「Simple English 単則典」=「黄表紙」
※ 内容は、2冊とも同じです。
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①・② 各部 2,400円 (税、送料を含む)
①・② 同時購入の場合
4,000円 (税、送料を含む)
◆ 申込み方法
受付は終了しました
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「講座の申込フォーム」は、項目があいませんので
使わないでください。
【申込み必修記載内容】
(1) ご希望書籍
a. ①「緑表紙」 b. ②「黄表紙」 c. ①②両方
※著者のサインをご希望の方は「サイン希望」とご記入ください。
(2) 〒・住所
(3) 氏名
(4) 年齢
(5) ご職業
(6) 電話連絡先
(7) 費用納入方法
a. 銀行振込 b. ペイパル
※ 申込みメール確認後、「購入申込み 受付完了メール」で、
ご納入に必要な情報をご連絡致します。
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◆ 単則典の意義
VSOP英文法の基礎となる分析をしたVSOP英文法の原点です。
現在のVSOP英文法の原典は、
「Get the real:英語参考書:改訂版」
ですが、
この「英語参考書」は、VSOPの「ワンパターン仮説」を
15年間研究してきた過程で、当初の単則典より
かなり進化しています。
ですから、通常の「現行の英文法」に対してとらえ方が
大きく異なってきてしまっています。
けれども、「単則典」の時点でのVSOPの考え方は、
現行の英文法の影響をかなり色濃く残しています。
ただ、「英語の主語の直ぐ後ろの言葉」は、
「動詞」というような「特定の品詞の言葉」ではない
というVSOPの基本の考え方は、単則典の中で提案しています。
この考えに至るために必要な「日本語文法の文節の考え方」を
そのまま取り入れたため
「主語の直ぐ後ろの言葉」は「述語」
と呼んでいます。
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現在、「Get the real:英語参考書」の中では
判断詞(V1)+判断内容語(V2)
となっている部分は
単則典の中では
述語記号+述語内容語
と呼んでいます。
また、現在「判断詞(V1)+判断内容語(V2)」の基本の組み合わせは
主語(S)+[do] Verb
主語(S)+be □□ (いろいろな言葉)
主語(S)+have +抽象名詞
という3通りを考えていますが、
単則典の時点での「述語記号+述語内容語」は
主語(S)+[do] Verb
主語(S)+be □□ (いろいろな言葉)
の「2種類の表現が同じ働き」と気付いただけでした。
主語(S)+have +抽象名詞
が
主語(S)+[do] Verb
主語(S)+be □□ (いろいろな言葉)
と「同じ働き」というのは、その後の研究分析で解ったことです。
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また、単則典では、
「日本語の使い方」と「英語の使い方」の比較を
随所で説明しています。
さらに、当時は
基本の3要素:S+V+O が、
品詞にかかわらず同じ並び方になっている
ということに気付いただけでしたので
S+V+Oの後ろの「四つ目の要素:叙述語(P)」
という概念はありませんでした。
現行の英文法しか知らなかったからです。
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その他、現在よりも不十分な分析だったのですが、
逆に、それ故、
「現行の英文法の考え方」に比較的近いので解り易い
という声も、単則典をお読みになった方からは頂いています。
今回の販売で、これらの初版本の在庫は無くなります。
VSOP英文法は、将来、世界の標準英文法になると
確信して取り組んでいます。
成就したあかつきには、
これらは「貴重な初版本」となるはずです。