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VSOP マジック!?
2014年2月15日 西巻尚樹
エッセンス講座のご受講者から感想を頂きました。
今で苦労してきたことが、ほとんど英語の理解に無意味なことだ、とお分かり頂けました。
基本文法事項はとても重要
ただし、基本文法事項はとても重要です。
例えば、
・不規則変化の動詞の活用形を覚える。
・加算名詞と不可算名詞の使い方の違い。
・a/an/the の使い方
・形容詞と副詞の比較の変化
・ 名詞の複数形や三単現の -[e]s の発音
・ 基本動詞の 過去・過去分詞の -ed の発音
・その場に応じた適切な前置詞を使えるようになる。
など、基本文法事項は不可欠です。
これらの文法事項は中学で習うのですが、きちんと覚えていない方が多いようです。
VSOP英文法では、これらの基礎事項はきちんとその理由を説明して、徹底して覚えて頂きます。
VSOP英文法が「現行の英文法がおかしい!?」と言っているのは、
「品詞にこだわった動詞中心の解釈体系」が現実の英語と大きくズレている
と出張しているのです。
語形変化等の基本文法事項は、きちんと身に付けなくてはなりません。
細かい文法にこだわり過ぎている!? 嘘です!
「こんな細かいことを言うから英語の学習はつまらなくなる」的に言う方がいるようですが、これは大間違いです。
「適当に言葉を続けていれば意味は通じる」と考えるなら外国語は使ってはいけないのでは?
と思っています。
なぜなら、日本にいる外国人が「変な日本語」を、いつまでも使い続けていれば、我々日本人は、相手の教養と誠意に疑問を感じることでしょう。
現在、英語は「世界標準語」的に、世界中で、みんなが使えるようになってきています。
何処の国の言葉にも「適切な表現の決まり」があります。
この「決まり=文法」を無視した表現を使えば、その言葉のネイティブ・スピーカーは不快に感じます。
「現行の英文法が、十分に機能していない」という理由で、文法自体を軽んずるのは、世界中で、日本人の品位をおとしめることになるでしょう。
「文法教育では、使えるようにならないから」と「英語で英語を教える」などもっての外です。
「日本語で理解していない英語」などというものは、日本人にはあり得ません。
バイリンガル・スピーカーが英語を日本語を使い分けられるのは、子供の頃からの多大な練習・学習があってのことです。
もし「英語漬け」だけで英語を身に付けるのなら
「英語圏に行って最低5年生活する。日本語は聞くのも使うのも無しで」
これがバイリンガル・スピーカーの言い分です。
「5年で辛うじて使えるようになるかな?」程度だそうです。
バイリンガル・スピーカーと呼べるレベルになるには、
「15年間勉強しながら暮らさなければいけない」
そうです。
5年×365日×24時間=43,800時間
これが「英語漬け」で英語ができるようになる最低時間です。
これを短縮するのがVSOP英文法です。
一時もはやく「役に立たないと思われている英文法」から抜け出なければなりません。
3時間、3日間、3週間、3ヶ月で ..... ができる!? あり得ません
基本事項をきちんと身に付けるだけでも、半年はかかりますから、「3ヶ月で..... できる」という英語のキャッチフレーズは使ってはいけないと思っています。
VSOP英文法が主張する「S-V-O-P:ワンパターンである」というのは、言語学的な真理です。
これは常に主張していかなければならないと思っています。