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英文の構造が分からない!
2012年4月16日 西巻尚樹
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最も多いお答えは、
「英文の構造が分からない」
です。
VSOP英文法の提唱している S-V-O-P が英語の本質構造です。
このことを学校教育が伝えていないから「英語が分からない」と感じるのです。
これは★エッセンス講座★をご受講頂ければ直ぐ分ります。
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★★★英語の「構造を理解する」には、S-V-O-P の理解しかありません★★★
英文は、S-V-O-Pという基本語順が元になっています。
ただ、通常のきちんとした文は、いろいろな要素が組み合わされて作られていますので
以下のような一般式で表せます。
★英文の一般式★
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Header, S - Mod / V1- [Mid]- V2 / -O - P.
文頭句 主語 修飾語 判断詞 補助語 判断内容語 対象語 叙述語
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S-V-O-Pは、これを簡略化した「骨」の部分だけを表しています。
さらに、この語順規則の中で「最も中核」となっている部分は、
V2-O-[P] という言葉のまとまりです。
「V2-O-[P] という言葉のまとまり」が「基本ユニット」となって、英文の全ての場所で使われるようになっています。
「判断詞(V1)の部分」だけは、
be、do、have と will、shall、can、may、must しか使いません。
つまり
Header, S - Mod /V1- [Mid] - V2 / - O - P.
V2-O V2-O V2-O V1 V2-O V2-O V2-O V2-O
となります。
※ ただし V2-O-[P] の -[P]は、ある場合と無い場合があるのでここでは割愛。
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英文の中で、唯一使う言葉(品詞)が決まっているのは、判断詞(V1)の部分だけで、この部分だけは、be、do、have と will、shall、can、may、must というような特定の言葉を使います。
ですから、これらをまとめて「判断詞(V1)」と呼ぶのです。
「判断詞(V1)以外の場所」では、品詞の制限はなく「いろいろな言葉」が使われます。
ですから、★位置で言葉の働きを理解する★ようにすればよいのです。
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と書いてはみたのですが、
これを読んだ方が「これで英文の構造が分かった!!」とすぐになるとはとても思えません。
なぜなら、上記の説明は、読者の皆さん今まで習ってきたことと全然違うからです。
学校教育では、中学・高校と6年間
・ 主語の後ろは動詞
・ 英語は品詞が重要
このように刷り込まれてきているので「語順が意味を作っている」というふうになかなか思えないのです。
そのような方は、是非、エッセンス講座を受けて下さい。
英語が「語順しか意味を決める要素がない」と思えてくるはずです。
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先日から、日曜TOEICクラスに長野からの方がご受講になっています。
「わざわざ遠くから来ているけど、講座に参加してよかった」
「本を読んだだけでは、S-V-O-P の真意が分からなかった。 英語って、ホントにワンパターンですね」
と、お喜び頂いています。
皆さんも、この「ワンパターンな喜び」を味わってください。