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無理だと思っていた英語の世界が見えてきた!
2011年5月14日 西巻尚樹
概論編のご受講が終わった方より、ご感想を頂きました。
この方は、研究職にお付きだそうで、「先日イギリスの学会に行ったとき、VSOP効果を十分に味わえた」とおっしゃていらっしゃいます。
M.F.様(30代男性/団体職員)
仕事上、英語を使うことがあり、特に自分の考えていることを正確に伝えたいと思っていました。
しかしこの希望は、生まれた時から英語圏で暮らしていないと、無理なのかもしれないと考えていました。
これまで少なくない費用をかけて、日本で英語教材を入手してきましたが、自分の希望をかなえてくれるものはありませんでした。
しかし、西巻さんの長年の英文法研究による成果物であるVSOPメソッドは、その可能性を大いに期待させるものでした。
英語はシンプルな構造で成り立っているにもかかわらず、従来の“5文型+αの複雑な英文法’’ではとうてい説明できない事が沢山あることが理解できました。(現在の英文法体系は)大きな欠陥を抱えているという事です。
また何気なく日本人が使っている英語表現には、実はとても失礼な言い方が含まれており、その結果、相手の心象を悪くしていることも衝撃的な事実として理解することができました。
このままの調子で、日本人が英語圏の人達と英語を会話をするのならば、彼らと真の友人となるための大きな障害をかかえていると感じました。
個人的には、英語文書の読解が飛躍的に向上しました。英語の基本構造が極めてシンプルであることが理解できると、英字新聞や英会話において知らない単語が出てきても、ほとんどあわてることがありません。
文や会話でどこが重要なところなのかが分かっていれば、そこだけ読み取れれば(そこだけ聞き取れれば)理解ができるし、話すこともできるからです。そして、もし聞き逃したら、その重要な部分だけ、聞きなおせばいいのです。
今後は引き続き詳細編を受講する予定です。無理だと思っていた英語の世界が随分見えてきたと実感しています。有難うございました。
<補足>
受講期間中に東日本大震災が発生し、世の中が大混乱の中、受講をしましたが、日程調整など柔軟に対応して頂き、本当に助かりました。有難うございました。
[西巻より]適切な英語の理解を!
現在日本の英語教育で教えている文法的内容で、不適切なものがたくさんあります。
例えば、will とbe going to do の意味の違いです。
willは、「確実に~になる/すると話し手が思っている」という気分的な発話で、
be going to do は、「これから必ず~することに向かって事態が動いている」という
客観的な発話です。
ともに「これから(未来)のこと」を表していますが、「未来形」と呼ぶべき表現ではありません。
これは、「世界で一つだけの英語教科書」に詳しく書かれていますので、まだ、お読みでない方は、是非お読み下さい。
この本は「あなたの英語をダメにしている13の悲劇」ということをテーマとして書いています。
日本で普通に教えられている文法的内容が不適切だと提案しているのです。
VSOP英語研究所にお出でになる方の多くは、この本をお読みになり、ご共感をお持ちになりお出でなったそうです。
前述のM.F.様もそうでした。
発刊より5年経ちますが、この本の内容にクレームを言ってきた方はお一人もいらっしゃいません。
習っている内容が不適切だから、日本人はいつまでも英語が分からないのだと思っています。
それだけではなく、メチャクチャな発話をしている場合も大いに起きているはずです。
現在の英文法が、日本の国際化を阻んでいるように思えてなりません。